Street dogs & cats

タイのバンコクで野良犬・猫保護活動をしています。 現地での野良事情を伝えたいと思います。

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犬たち終焉の地~ウタイタニシェルター②~

①からの続きです

実はこのシェルター、脱走犬が多いんです。こんな仔がいました。
1匹だけ。。
1匹だけ。。2
この仔がそうだというわけじゃないですけど、器用に上って柵を越えてしまうらしいです。それにしても、シェルターがあるのに、シェルターの敷地内に野良がいるって。。。よくわかりませんけど、ユルユルのタイだからありえるのかも。①でも書きましたが、各シェルターの正面には必ず1,2匹放し飼いいなってる犬がいるんです。この犬たちは友人タリニーの車を覚えていて、車が来たとたんに山のほうから駆けてきた仔たちです
外にいるわんこ

獣医さんがいる建物。ここに診察室などがあります
獣医舎
病気の犬用舎
病気の犬用

この日、私にとってちょっと嬉しいことがありました。

犬たちの叫び~バンコク行政シェルター①~で私が涙したわんこのことがあの日以来頭から離れませんでした。毛がなくなってボロボロの状態で、汚く濡れた床に丸くなって震えていたわんこ、諦めの表情で人間と目も合わせようとしない、あのわんこをどうにかできないものかと。
Hairless poor dog

もし私に余裕があれば、絶対にこの仔を連れて帰ったんだけどな。。。とタリニーにメールであの日の感想を伝えたら「本当に救う気があるなら私が引き出してもいいよ。入院させて治療しましょう。その後あなたの家には連れて帰れないのだから、私たちでウタイタニに連れて行きましょう。」最初、そう彼女は提案しました。

ウタイタニに着いてから「そういえば第5棟はバンコクから着いたばかりの犬たちなのよ。もしかしたらあの犬が来てるかもしれないからチェックしてごらんよ」といわれて見に行ったのです。あの毛ナシちゃんはそれだけで目立つからと探したんですけどなかなか見つからず。そこで角度を変えてのぞいてみたら、なんといたんですよ!正面から見えない位置にあの日と同じようにうずくまっていました!あの過酷なプロセスを通過できたとは正直驚きました。

嬉しくてタリニーに報告したら「えー、サバイバルできたんだ!良かったねー。あなたたち絶対に縁があるのよ!」つくづく思うんですが、犬との出会いも本当に縁なのです。私のそばに来る仔は何か私と関係があってやって来るのだと思っています。

この仔は検疫が済んだら特別棟に入れてもらうことになりました。このシェルターにいるけれど私の犬ということです。というわけで、また3週間後にこのシェルターを訪れることになりました。次回はシャンプー持参して体を洗ってあげるつもりです。この仔の名前は『サニー』という名前にしました。女の子です。名前のように早く明るくなってほしいです。

ここでは人間慣れしている犬だけを集めて里親探しもしているそうです。私が行ったときは職員がトレーニングをしたり、リードをつけて散歩もしてました。これはバンコクシェルターでは見られない光景です。それにしてもこのたくさんの犬たち、この中で一生を終えるとはやっぱりかわいそうです。私にはどうしてもちょっと環境の良くなった刑務所にしか見えません。殺処分がないとはいえ、結果的に殺しているのですから殺処分があるのと同じようなことです。運が良ければ死なないですむ、でも行き先はちょっと環境の良くなったシェルター。どっちにしろ野良のときのように自由はありません。

では捕獲されないで野良犬でいるほうがいいのかといえば、そうではないと思います。常に飢えや病気や事故、あるいは人間との戦いですから。それにはやはり人間が責任を持って犬の一生を面倒みること、安易に子犬を産まさないこと、これにつきます。

何よりも問題なのは国の予算が不十分だということなのです。これについては次回、書きたいと思います。
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| ウタイタニ | 16:53 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

サニーを引き出していただき有難うございます。
酷い皮膚病なのでしょうね?
ところでそちらでは保護活動の費用はどのように確保してらっしゃるのでしょうか? 寄付などもあるのでしょうか?
日本の保護団体もどこも資金不足で大変ですが、行政は何も助けてはくれません。それどころかペットショップやブリーダーを加担してるようにさえ思えます。どこの国も役人のする事はお役所仕事と言われるような仕事なんですね。
サニーが元気になるように見守っています。

| ワンのママ | 2010/01/30 22:43 | URL |

ワンのママさん

サニーは皮膚病のために毛が抜け落ちてしまったんですね。
これはかなり酷いケースですが、タイではありがちな病気です。
サニーを引き出したといってもシェルター内を移動させるだけ
なので申し訳ないとは思っています。でも出来る限りのことは
してあげようと思います。ほんとは皆に平等にしたいんですけどね。。。

私の保護活動費用は自腹です。私の活動を知ってる方が時々援助を
して下さいますが、苦しいですよ(笑)
実はこのシェルターで蔓延してる病気があるんですが、予算がないため
薬が買えません。よって、近日中に寄付金を呼びかけさせて頂きます。

サニーについてもまた報告します。ちなみにダムは元気でこの頃よく
走り回っております!

| norarescue | 2010/01/30 23:09 | URL |

はじめまして。
先日はご訪問&コメントありがとうございました!
うちの保護猫ちゃん、だいぶ慣れてきたようでウーシャーではなく可愛い声でニャ~と鳴くようになりました^^

私は以前「のらねこ。野良にゃん写真集」さんのブログで3本足の母猫と子猫のことを知りました。
3本足でも子猫と必死に生きている姿が忘れられず、その後どうなったんだろうと、ずっとずっと気になっていたところ
また別のブログでその親子が無事保護されたということを知って、こちらのブログに辿り着いたんです!
もう嬉しくて嬉しくて涙が出ちゃいました><
親子との偶然の出会いからはじまり、その後の素晴らしい連携プレイで捕獲に至る。
いや~本当に素晴らしいと思います!
norarescueさん、親子を保護してくれてありがとう!!

サニーちゃん、かなり酷い状態なんですね。
皮膚は良くなるまで時間がかかりそうだけど、元気は何とか戻してあげられそうですね。
だってサニーちゃんにはnorarescueさんがついているんですもの~!!
そして目に輝きを戻してあげたいですね!!
norarescueさん、頑張って下さいね!!!!

| yuu | 2010/02/01 16:23 | URL |

そうだったんですかー

Yuuさん

人の縁て不思議ですね。まさかYuuさんがあの親子猫をご存知だったとは!
最近アップしてませんが、親子共々元気ですよ。

サニーの皮膚が元に戻るには3ヶ月はかかるだろうとのことでした。
そばにいないので不安なんですけど、こればかりは仕方ないですね。。。

Yuuさんの保護猫ちゃんはあんなに小さい体で頑張っていたんですね。
野良でしかもお母さんがいない子は自分を守るためにああする他ないんですね(涙)
Yuuさんに保護されてよかったです!

今後もどうぞよろしくお願いします!

| norarescue | 2010/02/01 21:11 | URL |















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